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子供のいじめに関する相談はどこにすればいい?
福島で子供を守る状況別相談窓口

福島県でいじめから子供を守る状況別相談窓口

いじめは本来あってはならないものですが、残念ながらなかなかなくならないのも事実です。
もし、子どもがいじめや嫌がらせを受けたとき、私たち大人ができることはいろいろあります。
まずは子供に優しく聞いてみましょう。
何よりも大切なのは、子供に安心感を与えることです。
そうしたうえで、学校に任すだけでなく、自分たちで対処する、電話やメールで相談や、第三者を交えて解決する方法もあります。
また弁護士など専門家につながることで、解決のための糸口になる場合もあります。

状況別で考える、福島県でいじめ問題を相談できる窓口

学校

まずは、担任の先生にいじめの事実を伝えましょう。
学校側は、加害者とその親との面会を設けてくれたり、第3者から意見徴収をしてくれたりします。
しかし、学校側が対応してくれなかったり、対応してくれてもさらにいじめが悪化したりする事態も考えられます。

どのように対応すればいいのか分からない場合

自治体や教育委員会、NPOが行っている専用相談窓口を利用することを考えましょう。
相談すると解決策を教えてもらえるので、学校に相談することに抵抗がある場合は、利用してみるとよいでしょう。

福島県で自治体や教育委員会、NPOが行っている専用相談窓口

いじめが度を越している場合、警察に被害届も

近年のいじめ問題の深刻さを受け、各都道府県の警察ではいじめ相談の窓口を設置しているところも多くなってきました。
けがを負わせられた、ものを盗まれた、お金を取られたなど、いじめがもはや犯罪的(刑事事件になるような場合)である場合は、被害届をだし刑事告訴することも可能です。
刑事告訴することで法のもとに平等な立場からいじめ問題を解決することも一つの方法です。

福島県で警察が行っている専用相談窓口

加害者や学校とトラブルになったら弁護士に相談する

学校への相談でも解決できなかった場合は法律問題に詳しい弁護士に相談してアドバイスを受けましょう。
弁護士にいじめ問題の解決を依頼した場合、通常は加害者側・学校との任意交渉から始めます。
さらに、必要と判断すれば内容証明郵便などを用いて、加害者側に謝罪や損害賠償の請求、学校側には実態調査や加害生徒への懲戒・指導・クラス替えなどの再発防止措置を講じるよう求めます。

もしも、任意交渉によっても解決できない場合は、民事訴訟に発展する可能性もあります。
また、いじめはさまざまなケースがありますので、ヒアリングや調査の上で被害が深刻である場合には、最初から弁護士に刑事告訴の手続きを依頼することもあります。
こういった場合、やはり弁護士のサポートは必要となってきます。

いじめ問題で加害者や学校とトラブルに福島県で相談できる窓口

相談時にいじめの証拠があるとより具体的な対応を期待できる

いじめの証拠品があると、加害者に「いじめがあった」という事実を認めさせやすいですし、弁護士に依頼して示談交渉や訴訟を行う場合は、証拠品が必要になってきます。

主ないじめの証拠品

  1. 日記などの時系列の証拠
  2. 加害者からの手紙や、メール、ラインのやりとりなど
  3. 加害者に落書きされたり汚されたりしたもの
  4. けがを負わされたときの体の写真や診断書
  5. いじめ現場の音声データや動画データ
  6. 第三者の証言

学校側に相談しても対処してもらえなった場合の証拠品

  1. 学校側とやりとりした記録が残っている連絡帳や通話音声など
  2. 学校側との交渉を録音したもの

いじめが悪化する前に状況にあった相談機関を利用して早期解決を

いじめを受けていても、周囲に言えずに追い詰められていく子供は多いです。
しかし、内心では苦しく、誰かに助けてもらいたいと思っているはずなので、いじめのサインに気づいたら、優しく声をかけてあげてください。

いじめは卑劣な行為であり、絶対に許されるべきではありません。
加害者が心から反省し、いじめを二度と行わせないようにするためには、状況にあった対応が必要になります。